とめにっき

ラノベ、アニメの感想をネタバレ有りで呟きたい

魔法科高校の劣等生 25巻 エスケープ編(下) 感想

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エスケープ編読み終わりました。ついに光宜が別人と化しましたね。今回は光宜と達也の軽い(?)戦いがあり、他の内容が抜け気味です…

 

まずは光宜。水波に話しかけているときはやはりパラサイトを従えている立場にあるのがわかるように輝かしい表情、容姿でいますが、やはり自分の欠陥を取り除かれたことで頭のネジが外れている部分もあり、彼の本来の姿から想像できないこともあります。したがって光宜自身が自分の行動の実権を握っていますが、やはり他のパラサイトと同じように共存という言葉がちらつきます。周の鬼門遁甲、パラサイト、光宜の才能が組み合わさると流石の達也も殺さざるを得ないといった受動的な行動しかできないようです。もうこの時点で強さが桁違いの気もします。(殺せるなら達也の方が強くね?)

 

そして今回の一番の驚きは達也の誓約解除状態に分解が間に合わないと言わせるまで至ったことですね。「間に合わない!」と言えば1年生編九校戦で一条将輝が基準オーバーの魔法使用で分解が間に合わず、一時的にダメージを負いました。しかしこのときは誓約及び競技ルールが働いていたので本来の力とは呼べません。実戦でここまで言わせるのは流石光宜といったところでしょう。次の勝負が楽しみです。

 

今回のサブに位置するスターズの内部事情は影ながらレイモンドがとんでもないことをしましたね。しかしUSNAの軍隊が崩壊するのは国際情勢もまずい気が…と考えて見ると、国防軍も達也との関係悪化で裏ではまずい気が…

 

やはり国際的側面を見せた3年生編ならではのビックイベントですね。これは次巻も楽しみです。

魔法科高校の劣等生 24巻 エスケープ編(上) 感想

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エスケープ編上巻だけ読んでしまいました。そして興奮すると共にこれはすぐブログに書かないとこの衝撃は表現できないと思いました。

 

まず挿絵のシーン。レイモンド含め緊迫した顔で対峙していますが、まさかここまでレイモンドが激昂するとは思いませんでした。しかし司波達也の名前を公開する役割を自分が担うことについては最初の方に述べられている通り、いい性格だなと遠い目ですね。そして深雪の入浴!ごちそうさまでしたって感じです。

 

「トゥマーン・ボンバ」、しかも使用者が複数人いるというのが最後に明かされましたがとんでもないですね。マテリアル・バーストには単体では勝てないとの印象ですが、複数人はきついです。これが達也一人となると再成して終わりなので良いのですが、不幸?にも水波と深雪がいたためにも防御策を取らざるを得なかったといった感じでしょうか。孤立編でもふれられている通り、再成はまだ死んでない人に使える魔法です。ですが水波の壁、深雪の凍火と減速領域がなかったら連続的な発火で間違いなく終わっていたことでしょう。

 

余談になるとは思いますが、八雲が日本の中で達也を倒せる人に心当たりがあり、しかも一人だけという情報がありました。九島光宜のことなのでしょうか。しかし今回パラサイト化したことで肉体的制限がなくなり、パレード含め九島家の魔法を全力で使えるのはとんでもないですね。

 

興奮していますが寝ますか。

魔法科高校の劣等生 23巻 孤立編 感想

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孤立編はやはり面白かったですね。あとがきで以前から書きたかったと述べられていますが、これだけ面白ければ作者もうずうずしていたに違いありません。

 

まず初めにトーラス・シルバーの正体が少しずつ明かされていきます。私はリーナとあずさに正体がバレたときの話を書いてほしいと思っていました。リーナはもちろん来訪者編でのことがあるので読者納得だと思います。中条あずさの方はアニメの方だとよくわかりますが、トーラス・シルバーに尊敬の念を持っており大変愛していたので、自分の触れているシルバー・ホーンがトーラス・シルバー本人のものであること、そして中身は達也だとわかったときの気持ちを描いてほしかったですね。

 

自分が覚えてないだけかもしれませんが、現時点での灼熱のハロウィンの戦略級魔法師はトーラス・シルバーと認識されているのかわからなかったです。文脈ではトーラス・シルバーと思われていますが、USNA軍やリーナ他の思い込みという線もありどうなっているのか教えてほしいです。

 

十文字克人司波達也の決闘に言及しないわけにもいきません。ファランクスではなく十文字家の「オーバークロック」が明かされました。しかも攻撃型防御型(劇場版でも併用してますね)に限らず、想子ウォールや領域干渉などの択の広さ、戦闘技術面で一部では達也を苦戦させ素晴らしい戦いでした。悪かったのは間違いなく再成ですね。しかし再成が使えなかったときは初手からバリオン・ランス使う気でいたのでしょうか、私気になります!

 

しかし中性子魔法が条約で禁止されている以上、中性子バリアで十分であること、そして達也の分解の知性的戦略にも称賛をおくりたいと思う一方で、克人の戦略を一部読んでいなかったのでは?と思わせる一面もあり複雑です。

 

最後に、劇場版のエリカの新魔法が逆輸入されていることや、七賢人レイモンドが好奇心とはいえなぜシルバーの正体を明かしたのか不思議です。エスケープ編が楽しみです。今日はエスケープ編(上)を読んで寝たいと思います。

 

そして魔法科高校の劣等生とは関係ありませんが、明日は劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデンの公開日でとても楽しみにしています、おそらく明日は映画の感想でたくさんだと思います。

魔法科高校の劣等生 21・22巻 動乱の序章編 感想

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あらすじから察するに戦略級魔法が全解剖されるような流れ、23巻のタイトルである孤立編から察するに四葉の後継者となる二人が四葉家の性格上、孤独な戦いを強いられる流れ、19巻(20巻?)のあとがきでは味方だった人物が敵に転じる(光宜は知っています…)と書かれており非常に楽しみにしていました。20巻の大亜連合組の協闘も良かったですね。

しかし22巻のラストでは十文字克人との対立が表面化する流れが見えてきました。アニメを見直すとさらにびっくりしますね。しかし遠山つかさの「十文字克人なら司波達也に勝てる」発言も怪しいですね。確かに今回司波達也の弱点まではいきませんが、彼にできないことが明らかになりました。劇場版の星を呼ぶ少女では克人がUSNA軍に対してファランクスを連続で押し付けていましたが、司波達也の分解とスピード勝負するようなヤワなことはしないと信じていますよ。

深雪の新魔法「術式凍結」も出ました。術式解体、術式解散には叶わないことも明記されていますが、彼女の、人を殺めることはしたくない、といったこととと合わせると相性は良いのでしょう。しかし私個人としては少しふれていたゲートキーパーのほうが魅力的でした。

また今回の劣等性枠とも考えられる侍郎はエリカの出会いによって今後が楽しみなキャラになりました、おそらく先輩方をこえる日はないと考えられますね。おそらく侍郎を使用してエリカの変化を伝えたいのかと考えられます。21巻のあとがきでも新入生2人にはそれほど触れる予定がなかったと書かれています。今後何かしらの形でエリカが達也を上回る日を待ち遠しく思っています。

総括すると、現時点で克人、エリカの2人が達也に勝てる可能性を示唆しつつあり、他の戦略級魔法の登場も含めそれをも上回る達也の力が見れると期待しています。明日は孤立編を読みたいと思います。